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異性関係が多くなる宿命

異性関係が多くなる宿命はいろいろあります。この世の歴史・人類の歴史が続いているのは、男と女がいるからです。男と女の関係は、基本的には当事者でしか分かり得ないことばかりですが、その関係において運を掴む人もいれば、運に見放される人もいます。

本来ならば「1対1」の関係が生涯続けば辻褄は合いますが、生身の人間にはそれが通用しないことも多々あります。それによって様々なバランスも崩れてしまいます。

ここでは異性関係が多くなる典型的なタイプをいくつか記載いたします。

天干二重干合(てんかんにじゅうかんごう)

天干に二重干合がある宿命です。干合は結婚の形ですから「1対1」が基本です。しかし干合が二重になるということは、「年干」「月干」「日干」に男女が「1対2」で存在することになります。

自分に対して異性が二人なのか、それとも異性は一人で自分と誰かが取り合う形になっているのかのいずれかです。

干合は虚気になり、本来の質が変化することで結婚に至ります。天干が全部干合するということは、いつでも結婚できる運気を持っているということになります。

性格的には純粋で、現実的なことよりも精神的なことを重視します。そして入籍の有無は別として、結婚が一度では済みにくい宿命となります。

同時に二人以上の異性と関係を持つとか、家庭を二つ持つとか、愛人が何人もいるということもあります。

すぐに虚気になれるということは、すぐに夢中になれます。純粋で真面目だからすぐに夢中になれるのです。そのため浮気ではなく本気になってしまうのです。結婚をしていても、すぐに本気で好きになってしまうので、結婚が一度では済まなくなるのです。

良く言えば、異性にモテる宿命です。

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春水(しゅんすい)

これは日干が「壬」か「癸」で、春(寅月・卯月・辰月)生まれの宿命です。特に寅月・卯月生まれは、春水の意味合いが強くなります。

一年中で最も濁っている水は春の水です。春の水は雪解け水。雪解け水には養分が豊富に含まれています。養分が豊富であるということは、生命力があります。

本来「水は生命の源」と言われています。五行の中でも生命があるのは木性。その木性を生み出すのは水性です。水性には生命を生み出す力があります。

そして春の水は生命を生み出す力が最も強く、生命を生み出す力が強い人は子供ができやすい人となります。つまり精力の強い人です。

女性は子供を何人も産めます。また何人も産むことが役目となり、子供を産まなければ長生きできません。

男女とも、肉体的な相性によっては、次から次へと別の異性を求めることがあります。

天干二重干合は好きになるという精神的なことで異性関係が多くなりますが、春水は現実的な欲求を満たそうとして異性関係が多くなります。

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両手に花

人体図の東と西が同じ星あるいは比和の場合は、結婚が一度では済みにくい宿命となります。

人体図の西は配偶者の場所です。そして東は恋人の場所。配偶者の場所に座る人が社会においても居るということになり、配偶者と恋人を同時に持つような形となります。そのため結婚・離婚を繰り返すこともあれば、同時に二つの家庭を持つこともあります。また同時に複数の異性と付き合うこともあります。

連財局

人体図の縦線・横線ともに財星で止まる宿命です。精神的にも現実的にも禄存星か司禄星を目指すことになりますから、財運が大変強い宿命となります。

また司禄星は正妻の星、禄存星は愛人の星でもあり、財運が伸びれば伸びるほど妻以外にも愛人が次々とできる可能性があります。そしてそのことで家庭が揉めるとか離婚に至るということにはなりにくい宿命です。

女性がこの宿命の場合は、社会で活躍していれば配偶者と愛人の両方を持つ可能性はあります。しかし専業主婦であれば、夫が代わりにこの宿命を消化することがあります。

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財局

人体図の五星が全て財星になる宿命です。主星及び東西南北に表れる十大主星が全て禄存星・司禄星になる宿命です。五星のうち4つが禄存星・司禄星になる場合は準じます。

財運が強く、常に財が付きまといます。財に対する執着心はありませんが、自然に財運が上がっていきます。

男性は非常に女性にモテ、一人では収まらなくなります。ただしそのことによるトラブルはあまり起こりません。

女性が財局の場合は、夫が代わりに消化する可能性がありますが、自分で消化することになれば、異性関係は激しく乱れます。

財運が上がれば異性関係も多くなりますが、財に対して意識をすれば、逆に財運は上がらず異性にもモテません。

干合支刑格(かんごうしけいかく)

日干支に対して、日干を「干合」し、日支を「刑」する干支が、年干支か月干支にある宿命です。

日干を干合するということは、結婚相手や異性が現れやすいということですが、配偶者の場所が刑となり壊れてしまいます。「現れては壊れる」を繰り返します。

これは色事の因縁を背負う宿命です。異性問題を起こし、酒色におぼれ、親の財産を食い潰し、家運を傾けます。

一見優雅な暮らしぶりに見えますが、異性が現れては壊れるといったことを繰り返していれば、その都度財産を使うことになり、やがて家運は傾いてしまいます。

逆に言えば、ある程度の財産がある家系から生まれてきやすい宿命です。

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